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正しいことを伝えるだけじゃ伝わらない話。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。浅間神社の桜を見るとホッコリします。LOLの鹿嶋です。

フィットネスクラブを運営していると、パーソナルのクライアントさんだけでなく、多くの施設利用者の方からもトレーニングや身体の悩みについて相談を受けます。

たとえば、よくある質問のひとつ。

「猫背を改善するには、何をすればいいですか？」

この質問に対して、本当の意味で“正しい”答えを返そうとすると、、、

◎ 姿勢をコントロールする神経の調整

◎ 筋肉や関節の動きの改善

◎ 脳の情報処理の最適化

 

…といった要素を考えながら、その人に合ったストレッチやトレーニングを組み立てる。

でも、これをそのまま伝えても「へぇ…難しそう」で終わってしまうことがほとんど。

 

正しい情報を伝えることと、相手が実践できることは別の話。

 

だから、初めて相談されたときには、

「まずはローイングをやってみましょう！」

「深呼吸の練習から始めてみてください！」

と、シンプルで分かりやすいアクションを伝えることが多いんです。

 

どれだけ正しい知識を持っていても、相手が続けられなければ意味がない。

だから、その人の知識や環境、続けられるかどうかを考えながら、伝え方を変えるのが大事。

 

パーソナルではない現場で、1日に何十人もの方にアドバイスをする中で改めて感じるのは、

「その人にとっての最適解は人それぞれ違う」ということ。

 

伝え方ひとつで、相手の行動は大きく変わりますよね。

だからこそ、“伝え方”にも気を配れるトレーナーでありたいものです。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。