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二度目のタイ解剖実習
さて本日、タイに出発します。
ちょうど去年の今頃、初めての人体解剖実習をタイのチェンマイ大学で行いました。
去年はただただホンモノを見たい!という知的好奇心と、日々勉強してきたことが正しかったのか?いつも会員さんやクライアントさんに話している内容や行っているアプローチは間違っていないのか?という確認も兼ねて『答え合わせ』というテーマで参加しました。
そして今回はチームリーダーの推薦があったのもあり『責任ある立場での参加を経験したい』『2日間の解剖実習というロングプラン』『ある尊敬する人物とタイに行くのが最後になるかも?』という様々な要因があったので、参加を決めました。
僕自身も解剖実習に参加する上で、今回は『脊柱&脊髄』をテーマに見てこようと思っています。
ようはこの背骨ですが、これを見て何がわかると思いますか?(笑)
これを確認してくることで僕セッションで、いくつかレベルアップすると期待してるのですが、それらを簡単に紹介します。
側弯症、後弯症、脊柱管狭窄症などの姿勢の変形性疾患に対する改善方法
高齢者からアスリートまで対応できる幅広い基礎的な運動機能向上プログラムの確立
不定愁訴と呼ばれるカラダの不調や痛み、内臓の調子までも視野に入れたアプローチ方法
各神経痛や機能不全の根本的な改善プログラムの確立
などなどです。
もちろん、僕以外のすごいトレーナーやセラピスト、治療家の方々も参加されるので、メンバーさんの発見の共有で他にも知れることがたくさんあると思うと楽しみです!!
ちなみに前回や今まででの面白い考察は以下の通りです。
髪を結ぶ位置と頭皮、顔面の張力刺激による自律神経への影響するのか?
目の動きがもたらす首の緊張に影響するのか?
ストレッチで骨が変形or変性するのか?
などなどです。
ちなみにこれらは全てYESでした。
髪の結ぶ位置の指導でその人のトレーニングの効果や日常生活のストレス耐性に影響がありましたし、目の筋肉と首の筋肉が物理的にくっついている部分が発見されました。また、ストレッチに関しては骨棘という「トゲ」が作られる可能性があるため、いきなりのストレッチにリスクがあることがわかりました。
これらは全て、どこの教科書にも書いていない内容です。
とまぁこんな風に専門家が本気で学びに行くわけですから、血肉となるお土産はたくさんもらえるわけで、実際に僕のパーソナルでも活かしております。
今回はどんな新発見が出てくるのか、緊張と楽しみが混在してますが、皆さんに少しでも面白い発見をお伝えできるように、また更にレベルアップしてクライアントさんに還元できるように頑張ってきます!!
ではでは、本日も読んでいただきありがとうございました!!