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「怒涛人間」

「怒涛人間」

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
金子のブログでごさいます。

三寒四温の真っ只中を生きております。
今日はとても風が強く、冷たく、2月の都内らしい気候でした。
昼間の暖かい日があるのは嬉しいですが、寒い日とのギャップで余計辛く感じる様な気も…
早く本格的な春になってほしいものです。

毎年のブログで同じ事を話す程には、日常にネタが無いつまらなさを嘆くばかりですが。
言えるネタが情報解禁まであまりないお仕事に加え、休みが無い現在。
ネタを作ろうにも作れない歯痒さに身悶えしながら朝から晩まで現場におります故。
きっと休みになれば…多分今のままだと寝て終わる気がしなくもありません。

アクションの話でもしましょう。
言えるやつを。テクニック系。
一言にアクション。と言っても割とジャンルが枝分かれしている事実があります。
その中でも同業他種とも言える1番の違いは、
「撮影」と「舞台」
こちらになると思います。
例えば、
「舞台やショー」は目の前のお客様に向かってお芝居やアクションを行うのですが、上手(かみて)から下手(しもて)180°様々な角度から同時に観られている事で表現がとても難しくなります。
「上手から観るとパンチが当たってる様に見えるけど、下手から観たら全然空振りしてる。」とか「正面から観たら構えがカッコ良いけど横から観たら超ダサい」
とかが基本的なあるあるだったりします。
それに失敗。基本的に始まったら終わりまで約1時間~2時間超、止まれない性質を持っているので、
「100回やって100回成功するもの」
でないと安全面、完成度的に組み込んではいけないと僕は思います。
勿論、挑戦も素晴らしいですし、レベルもとても高い表現をされている舞台も数多くあるという大前提はあるのですが。
対して「撮影」に関しては1カット、ほとんどが長くても約1分の積み重ねでそのシーンを構成していく作業がメインになります。
カメラアングルありきで進んでいくので、アングルやカット割でごまかせたりする利点や、迫力のあるカットが演出可能になったりします。
ですが、要求も本当にかなり高くなり、それだけにNGもかなり多くなる傾向にあると思います。
加えてCGを使うカット(ビームが出たり)、ワイヤーアクション(舞台でもありますが、撮影はCGで消すことがマスト)等、表現の幅が大きくなるのでより複雑に、難しく、危険を伴うものになるのが撮影。というイメージです。
時間もかかるので1日朝から晩まで撮影をしても撮れるのは約3分程度(ここら辺は色々な要素で変わってきますので大体。)、完成までが途方もなく長い道のりです。
簡単に説明しただけでもこれだけかかるのは金子の説明が下手だからですが、大きく違う事がお分かりいただけるかと思います。

どっちがスゴい?とか言うお話ではなく。
どっちもスゴいんだな。と感じていただければ幸いかなと。
「観てくれた人の記憶に残る作品を創りたい。」
「自分の名前を未来まで遺したい。」
金子の18年間のモチベーションです。
明日も頑張ります。
…全然テクニック系の話じゃなかった…

長くなりました。
では、また。