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動きの本質

動きの本質

おはようございます。こんにちは。こんばんは。LOLの鹿嶋です。

最近、比較解剖学や動物進化学を学ばせていただいている先生と話をしていて
生き物は結果的に自己の欲求に応えられていれば、良しとする傾向にある』という話になりました。
これ、意味わかりますかね?とても面白いんですが、、、

わかりやすく例えると
ペットボトルの水を飲みたい
と思ったときに
ペットボトルの蓋を開けて水を飲みますよね?

この行動を分解すると

①ペットボトルを持つ

②蓋を開ける

③口に運ぶ

④水を飲む

という工程になります。

ここでは、結果が伴っていれば、どう持っても、どう開けても良いわけです。
行動における飲むという行為において、飲み方に正解も不正解もないということです。
つまり、歩くという行動も、しゃがむという行動も
そこには「〜したい」という欲求が先にあって

なぜ、歩きたいのか?なぜ、しゃがみたいのか?
その欲求が解消されれば歩き方やしゃがみ方なんて、そもそもあまり気にしていないのが生き物ということです。
知能が上がった現代人は面白いもので、正しい歩き方、正しい姿勢、正しい呼吸など、一つの型にはめたがるように思います。何か、わかりやすい『正解』というものが欲しいのだと思います。

結果的に痛みを伴ったり、害が起こりえる動作は予防&対処として、あるレベルまで獲得(教育)させてあげることが必要だと思いますが、無理にこちらの理想型にはめる必要性はあまりないのだと思います。
となると、動きにはリスクの度合いがあるだけで、そこに正解も不正解もなく、あるとすれば、行動欲求による効率性くらいなもの。

当たり前に思えるけど、ある意味、本質的な事柄だなぁと思う今日この頃です。

おしまい