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キッズクラス スタート
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
家では家族に大型犬だと思われているLOLの鹿嶋です。こう見えて娘2人の父親です。
LOLでは今年からキッズクラスを開講しました。
そんな話をすると周りの方からは、どんなことしてるの?何を教えているの?と聞かれることが多いです。
簡単にいうと
『自分の体の操縦方法を身につける運動』です。
専門的に言うと
【コォディネーショントレーニング】と言います。
日本のジュニアアスリートって世界的に見ても活躍しているわけですよね。
ようは強いと言われているんですが、これってなぜか知っていますか?
それは一つのスポーツへかける労力がズバ抜けて多いからなんです。
もちろん、技術力や指導力、環境など周囲のサポートがあるのも大きいです。しかし根本的な部分でいうとスポーツへのやり込み量が凄いわけです。
サッカーを習っている子のサッカーに対するスケジュールが、どうなっているか知っていますか?
週7日の中で週4〜5日練習して週1日練習試合とかしています。
日本的な考えを持つ僕らからすると当たり前な感覚なんですが、これを聞いて
うんうん、そうだよね。
ってなるのは、日本の体育教育がこの考えや価値観が根付いているからなんです。
そのおかげで素晴らしいことにジュニア世代の技術力は伸びます。
サッカーでいうと走る力、足でボールを扱う力、基礎体力、精神力、忍耐力などもつくとは思います。
これはサッカーというスポーツは上記の要素が必要だからなわけです。
ただ、これは成長前の体での技術なんです。
ここに実は大きか問題があります。
成長前の体のバランスやボールを扱う感覚、力の入れ具合や体の軸の取り方など、身につければ身につけるほど技術として刻まれ、無意識にでもできるようになり、練習量や質によっては他の子たちより何段階も上のレベルにいけます。つまり活躍しやすいということです。
ただ、子どもたちの体や心は成長し、サイズ、バランス、パワー、ホルモンバランス、脳機能、全て変わっていきます。こうなると長い間に刻まれた感覚、ボールを扱う力加減、脚を出す時の歩幅、片脚でバランスを取る時の体重のかけ方など全てが、本人がわからない程度にズレてきます。
無意識に出せるくらい刷り込まれた動きが全て違ってしまうんです。
これは本人にとってすごいキツいですよね。
今までできたことが何故かできなくなるわけです。
でもわからない。
何がいけないのか?何が違うのか?
このように変化に適応できなくなる時期に第一次的な『スランプ』が出てくると言われています。
努力すればするほど、体を扱う感覚が変わった時の反動は大きく、それに適応する運動をしてきてない(同じスポーツばかりしていた)子たちは、あれ?となってしまうわけです。
環境によっては、それでも結果を出さないといけない、親や周りの期待に応えないといけない。
そう思っている子ほど、心にも負担がきます。
つまり、日本文化とされてきた精神論的な運動サイクル(頻度、量の詰め込み)は、特殊な一部の子たちを除いて、燃え尽き症候群として大なり小なり子どもたちに影響が出てると言われています。
だからこそ、まずは自分の体を扱う練習が土台として必要です。
ただ体を使うだけではなく、目で見た反応、聞いた反応、頭の揺れ、重心のバランス、踏み込む感覚、握った時の指の感覚など、目や耳、足の裏や手の平からの情報をしっかり受け取り、対応できることが大切です。
1人1人の子たちと向き合うからこそできる
子どもたちの成長に合わせた運動を
楽しみながら学べる運動教室として
『カラダとココロを育む運動教室』
を行うことにしました。
同じ価値観を持ち、子どもたちを第一に考えてくれる信頼できるトレーナーの方と一緒に運営しております。
何歳からでも何にでもチャレンジできるように、動くことって楽しい!スポーツって面白い!と、自ら選んだ道を笑顔で楽しめる、きっかけになれたら幸いです。
無料体験会も実施予定です!!